園芸植物病害虫図鑑

ヨコバイ類

シロズヒメヨコバイ、ミドリヒメヨコバイ、チャノミドリヒメヨコバイ、キウイヒメヨコバイなど

汁を吸って葉を白いカスリ状に白くします。

シロズヒメヨコバイ(害虫)・写真1

シロズヒメヨコバイ

ミドリヒメヨコバイ(害虫)・写真2

ミドリヒメヨコバイ

キウイヒメヨコバイ(害虫)・写真3

キウイヒメヨコバイ

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ヨコバイ類の特徴

葉がカスリ状に白くなる

数多くの種顆がいます。体長3~5mmほどで、セミを小さくしたような姿をしています。成虫と幼虫が植物に寄生して、植物の細胞内部の汁を吸ったりするので、植物の葉がカスリ状に白くなったり、吸汁した部分の果皮がへこんだりします。

ヨコバイ類の対策

早めに防除を

小さいため、繁殖するまで気がつかないことが多い害虫です。被害を確認したら早急に殺虫剤を散布して駆除します。

ヨコバイ類の予防法

園内を適切に管理

密植にならないようにし、枝を間引いて風通しや日当たりをよくします。ミドリヒメヨコバイ類はタンポポ、ギシギシなどの雑草にもつくので、雑草が生えないようにすることで、雑草からの飛来を抑えることができます。

ヨコバイ類の被害の多い植物

●バラ●カンキツ類●キウイフルーツ●リンゴ●モモ●ブドウ●カキ●ジャガイモ

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