園芸植物病害虫図鑑

ミノムシ類

チャミノガ、オオミノガなど

おもに樹木の葉を食い荒らし、甚大な被害をもたらします。

チャミノガ(ミノ)・写真1

チャミノガ(ミノ)

オオミノガ(害虫)・写真2

チャノホコリダニ(ナスの被害)

ミノムシ類(被害)・写真3

ミノムシ類による被害

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ミノムシ類の特徴

みのに隠れて葉を食害

ミノガ類の幼虫で、葉を食害します。枯れ枝や小枝を小さくかみ切ってつくったみのの中で生活します。葉を食べつくすと樹皮も食害し、被害が大きいと枯らしてしまうこともあります。

ミノムシ類の対策

春先に探して捕殺する

春先、根気よくミノムシを探し、捕殺します。薬剤を使う場合、ミノが大きくなってしまうと薬剤の効果が低下してしまいます。7月頃、小さなミノムシが葉上に見られる頃に、スミチオン、オルトラン、バイベニカなどを散布します。

ミノムシ類の予防法

基本は捕殺

冬期、枝から下がっているミノムシを見つけて、捕殺します。完全に取り去れば、翌春の発生を抑えることができます。

ミノムシ類の被害の多い植物

●カシ●サクラ●力工デ●マサキ●カナメモチ●サルスベリ●ツバキ●コニファー●ツツジ類●キンモクセイ●ライラック●アンズ●ウメ●カキ●カンキツ類●クリ●ブドウ


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