レタスの育て方・栽培方法
ガーデンの彩としても作られます。
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●涼しい場所で発芽させるか芽出しをする
●石炭をまいて土の酸性を中和する
●元肥をたっぷり施す
レタスの特性
サラダで生食することが多いので、栄養をそこなわずにとることができます。品種改良がさかんでたくさんの形のレタスが生まれていますが、大きく結球レタス(玉レタス)と不結球レタス(リーフレタス)に分けられ、その中間として半結球するタイプ(サラダナ)があります。
レタスの品種
結球レタスは「シャトー」「エムラップ231」「シスコ」などがあります。リーフレタスは、赤葉種のサニーレタスでは「晩抽レッドファイヤー」、青葉種「ダンシング」、赤青両種の混合「ガーデンレタスミックス」がよく作られます。
レタスの栽培方法
地中海地方あたりの原産といわれ、成長途中は暑さや寒さに強いですが、発芽・生育適
温は15~20度で涼しいほうがよく育ちます。大きくなるにつれ寒暑に弱くなるため、作りやすいのはとう立ちのない秋まきです。
厳寒期前に収穫するため7月下旬~8月上旬にまきます。まだ地温が高いので、ガーゼにくるんだタネを一晩水につけ、冷蔵庫に2~4日入れて芽出してからまきます。鉢か平箱に清潔な用土と堆肥を入れ、5cm間隔で種が重ならないようにすじまきします。隠れる程度に覆土し、たっぷり水やりをして乾かさないようにします。
芽が出て本葉2枚になったら3号ポットに1本ずつ植えかえ、明るい日陰に置いて本葉3~4枚まで育てます。
酸性土とやせ地を嫌うので、植えつけ2週間前に苦土石灰を1㎡あたり2握りまいて耕します。元肥は1㎡に堆肥バケツ1杯と化成肥料2握りを施し、80cm(2条植え)か120cm(4条植え)幅のベッド畝にします。
根鉢をくずさず、30cm間隔で浅植えにし、水をやります。ポリマルチか敷きわらをして、乾燥と雨のはね上がりを防ぎます。追肥 化成肥料や液体肥料など、結球が始まるまで3~4回施します。
レタスの収穫
玉レタスは11月中旬以降、横から結球を押してみて、かたく締まったものから切りとり収穫します。霜がおりるころにはビニールトンネルで保温をします。リーフレタスは葉が15枚ぐらいになったら、同様に切りとり収穫します。
レタスの病害虫
レタス類は深植えにすると立ち枯れ病にかかりやすいので、必ず浅植えにします。害虫のネキリムシ、ヨトウムシ、アブラムシなどがひどいときは、寒冷紗のトンネルで防除します。