
アスチルべ
泡のような花が和風にも洋風にも合います。
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■和風にも洋風にも合う

● 梅雨時は水はけよく、秋には水やりをたっぷり
● 3年に1回は株分け、植え替えを行う
学 名 | Astilbe |
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英 名 | perennial spiraea、spiraea |
難易度 | 初心者でも育てやすい |
原 産 | 東アジア(日本、中国)、北米 |
分 類 | ユキノシタ科/宿根草 |
別 名 | アワモリソウ、アワモリショウマ |
草 丈 | 30~80cm |
環 境 | 日あたりのよい場所~半日陰 |
増やし方 | 株分け |
花言葉 | 控えめな愛 |
名前の由来 | ギリシア語で「欠く」という意味のa、「輝き」を意味するstilbeからなるとされ、花が華やかでないことを表しています。 |
アスチルベの特徴
日本の気候に合い、丈夫で育てやすい宿根草です。泡のように細かい花が穂のように付きます。草丈が80センチほどになる高性種と30センチほどの矮性種があります。
アスチルベの植えつけ
適期は3月
3月ごろ、市場に出回る苗を購入して植えつけます。赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを混ぜたものを培養土とし、5号鉢に1株を目安に植えつけます。水はけのよい日なたから半日陰で管理します。寒さに強いので、冬も屋外で管理します。夏の西日に弱いので、庭植えの場合は西日のあたらない半日陰に植えるとよいでしょう。
アスチルベの水やり
梅雨時はひかえめに
表面の土が乾いたら水やりをします。とくに梅雨時は株元が蒸れやすいので、水やりを控え、風通しをよくします。ただし、秋は乾燥すると葉の色が悪くなるので、乾ききるまえに水やりをします。庭植えの場合は乾燥防止のためにマルチングをすればとくに水やりの必要はありません。
アスチルベの肥料
生育期は液肥を施す
生育期には月に1~2回液肥を施します。花が終わったら花穂を摘み、化成肥料を施します。
アスチルベの株分け
3~4年に1回植え替える
適期は3月または10月。3芽を1株として、植えつけのときと同じ培養土に植えつけます。生長すると根が張って根詰まりするので、3~4年に1回は、株分けまたは大きめの鉢に植え替えます。
花が少ししか咲かない場合
明るい半日陰が適していますが、半日以上は日光があたる場所で管理すると花付きがよくなります。