クリスマスローズ
寒さに耐えて咲く気品ただよう花です。
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■半日陰を好む
● 風通しのよい半日陰で管理する
● 夏は水やりを控えめに
学 名 | Helleborus |
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英 名 | Christmas Rose |
難易度 | 普通に育てられる |
原 産 | ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジア |
分 類 | キンポウゲ科/宿根草 |
別 名 | へしボラス、レンテンローズ |
草 丈 | 30~120m |
環 境 | 風通しのよい半日陰 |
増やし方 | 種まき、株分け |
花言葉 | 慰め |
名前の由来 | クリスマスのころに咲く、バラに似た花であることから呼ばれています。 |
クリスマスローズの特徴
冬の寒い時期にうつむきながら咲く、凛とした印象の花です。草丈や花色、咲く時期などいくつかの系統があり、さまざまな園芸品種がつくられています。
クリスマスローズの植えつけ
水はけのよい用土を使う
9月ごろ、苗を購入して5号鉢に1株をめやすに植えつけます。赤玉土の小粒とその半量の腐葉土を混ぜた水はけのよい用土を利用し、緩効性化成肥料を施します。庭植えの場合は、株と株の間を20~30センチほどあけて植えつけます。
クリスマスローズの置き場所
風通しのよい半日陰に
風通しのよい半日陰の場所で管理します。ただし開花期は、冷たい風のあたらない日あたりのよい場所で管理します。
クリスマスローズの花後の管理
花後は花がらを取り去る
種子ができると養分がとられて株の生育が悪くなるので、花が終わったら種子ができる前に花がらを摘み取ります。
クリスマスローズの植え替え
適期は9月ごろ
株が込み合ったら、9月ごろにひとまわり大きめの鉢に植え替えます。
クリスマスローズの株分け
2~3年に1回行う
植え替え時に2~3芽ずつ付けて株分けをします。株分けをすると株が弱るので、2~3年に1回行うとよいでしょう。
クリスマスローズの水やり
夏は控えめにする
夏以外の時期は表面の土が乾いてから水やりをします。高温多湿に弱いので夏は控えめにします。
夏に株に元気がなくなった場合
高温多湿が苦手なので、夏は水やりを控え、地面の温度が上がらないよう、株元にワラや腐葉土などを敷いておくとよいでしょう。
クリスマスローズの豆知識
日本で普及している春咲きのクリスマスローズ
クリスマスローズの仲間は、∃一口ツパから西アジアにかけて20種ほどが分布しています。クリスマスローズの語源とされるのが、ヨーロッパの暖かい地方でクリスマスの時期に咲くヘレポルス・二ゲル。ヘレポルス・二ゲルは純白の花で、園芸品種もつくられていますが、日本ではあまり普及していません。日本でよく見るのは2月下旬~4月に咲くヘレポルス・オリ工ンタリスです。園芸品種には花色が紫紅赤色のくコッヒー〉、黄緑色の〈オリンピクス〉などがあります。