リナリア
カラフルな金魚が泳くように花を聞きます。
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■こぼれ種でよくふえる
● 乾燥気味に管理する
● 秋まきまでは11月中旬までには定植を終わらせる
学 名 | Linaria |
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英 名 | spurred snapdragon、Toadflax |
難易度 | 普通に育てられる |
原 産 | ヨーロッパ |
分 類 | ゴマノ八グサ科/一年草・宿根草 |
別 名 | ヒメキンギョソウ |
草 丈 | 30~40cm |
環 境 | 日あたりのよい場所 |
増やし方 | 種まき |
花言葉 | 乱れる恋心 |
名前の由来 | ギリシア語のlinon(アマ)が語源。葉がアマ科の一年草アマに似ているためとされています。 |
リナリアの特徴
花は小さな金魚のような形をしていて、長く伸びた花茎にたくさんの花を開きます。品種によって一年草と宿根草のものがあります。
リナリアの種まき
苗床で育苗する
春まきと秋まきができますが、寒冷地以外では秋まきが育てやすいでしょう。種子は光を好むため覆土はごく薄くし、日あたりのよい場所で乾燥させないように管理します。種子は細かいので、平鉢や箱にばらまきして、間引きながら育てます。
リナリアの植えつけ
日あたりのよい場所に置く
5センチはどの草丈に生長したら定植しましょう。鉢植えでは6号鉢に3株、庭植えでは株間を30センチほどとつて植えつけます。移植を嫌うため、根鉢をくずさないように注意します。定植後は日あたりのよい場所で管理し、冬は霜にあてないようにします。
リナリアの水やり
やや乾燥気味に管理
過湿を避け、やや乾燥気味に管理します。苗のうちは頻繁に水やりをしますが、定植して株が大きくなってきたら、土の表面が乾燥したときだけたっぷりと水やりをするようにします。
リナリアの肥料
とくに追肥の必要はない
元肥で緩効性肥料を施せば、その後追肥の必要はありません。生育が思わしくない場合だけ、ようすを見ながら薄めの液肥を施します。
リナリアの切り戻し
二番花が咲く
花後、切り戻しを行うと再び花が咲きます。
草丈ばかり伸びて花が咲かない場合
肥料を与えすぎると葉ばかりが茂って開花が遅くなったり、茎が伸びすぎたりします。肥料は控えめにして育てましょう。
リナリアの豆知識
リネンの材料になるリナリアの仲間
リナリア(Linaria)の語源とされているアマ(Linum L)は温帯や亜熱帯に分布する一・二年草または宿根草で、茎の繊維は織物のリネンに用いられます。そのほか、種子の油は絵の具やせっけんに加工され、薬用、食用としても用いられるなど、用途の広い草花です。