花図鑑

ダイアンサス

切れ込みのある花弁が可憐で美しい花です。

ダイアンサス・写真1
ダイアンサス・写真2
ダイアンサス・写真3

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栽培カレンダー・ダイアンサス
■世界に300種ほどが自生する
■一季咲きや四季咲きがある
栽培上のポイント

土が乾いたら水やりする
冬は低温にあてる


学 名

Dianthus

英 名

pink

難易度

普通に育てられる

原 産

ヨーロッパ、地中海沿岸、アジア、南アフリカなど

分 類

ナデシコ科/一年草・宿根草

別 名

ナデシコ(和名)、セキチク

草 丈

15~50cm

環 境

日あたりと水はけがよく、夏に暑すぎない場所

増やし方

種まき、株分け、挿し芽

花言葉

深い愛情

名前の由来

ダイアンサスは属名。ギリシア語でdios(神聖な)+anthos(花)を意味します。

ダイアンサスの特徴

多くの自生種があり、日本にはカワラナデシコなど4種が自生しています。種間の交雑も容易なため、たくさんの園芸品種があります。

ダイアンサスの種まき

種子はばらまきにする

種まきの適期は9月です。平たい容器に培養土あるいはビート板を入れ、種子をばらまきにして、上から薄く土をかけます。日なたで管理し、発芽までは水を切らさないようにします。発芽後、葉が込み合ってきたら間引きをします。

ダイアンサスの移植

本葉が出たら移植

本葉が出てきた3号鉢に2株ずつ移植します。育苗箱を用いる場合は株間を15センチとって移植します。

ダイアンサスの定植

5号鉢に1~3株が目安

本葉が5~6枚程度になったら定植します。5号鉢を用いる場合はひと鉢に1~3株を目安に植えつけます。培養土に軽くひとつまみの緩効性化成肥料をよく混ぜます。庭植えでは株間を20センチとりますが、草丈の高くなる品種の場合は30センチ程度とったほうがよいでしょう。低温にあてないと花茎が伸びないため、冬も屋根のある戸外で管理します。

ダイアンサスの肥料

生育を見ながら与える

真夏を除いて、月に1~3回程度液肥を施します。肥料が多すぎると花つきが悪くなるので、生育のようすを見ながら適宜加滅します。

ダイアンサスの切り戻し

再び花が楽しめるが

株元から10センチほどの高さの所で切り戻しをすると、品種によっては再び花をつけます。

花後に下葉が枯れてしまった場合

高温多湿に弱いため、水はけが悪いと下葉が枯れることがあります。水はけのよい土に植えましょう。


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