花図鑑

カロライナジャスミン

春先に芳香のある花を咲かせるつる植物です。


カロライナジャスミン・写真1
カロライナジャスミン・写真2
カロライナジャスミン・写真3

※画像をクリックすると拡大します

栽培カレンダー・カロライナジャスミン
■生育おう盛で丈夫なつる性低木
■耐寒性に優れる
栽培上のポイント

生育期間中は摘芯して枝数を増やす
日当たりと水はけのよい場所で管理する


学 名

Gelsemium sempervirens

英 名

Carolina yellow jasmine

難易度

普通に育てられる

原 産

北アメリカ南部

分 類

マテン科/つる性常緑低木

別 名

ゲルセミウム

草 丈

500~700cm

環 境

日あたりのよい屋外

増やし方

挿し木

花言葉

魅惑

名前の由来

北米カロライナ地方産で、ジャスミンのような香りがあるためです。

カロライナジャスミンの特徴

初春に甘い芳香を放つ黄色い花を咲かせる、つる性の低木です。つる性を生かして、フェンスやアーチに這わせたり、あんどん仕立てにするとよいでしょう。耐寒性があり、屋外でも越冬が可能です。気温が下がると葉が赤くなる性質がありますが、室内に入れると緑色にもどります。

カロライナジャスミンの植えつけ

春または秋が適期

4~5月、または9月に、苗を購入して植えつけます。赤玉土の中粒、腐葉土を混ぜたものを用土とします。管理は日あたりと水はけのよい場所で行います。

カロライナジャスミンの摘芯

春から秋まで適宜芯を摘む

春に植えた苗は、秋までの生育期間中に、繰り返し芯を摘んで枝数を増やします。

カロライナジャスミンの植え替え

花後に株と根を切る

花期が終わるころに、株を3分の2ほどに切りそろえます。同時に根も半分ほどに切りつめ、新しい土に植え替えます。用土は植えつけのときと同じ配合のものを使用します。

カロライナジャスミンの挿し芽

5~6月ごろが適期

5~6月ごろ、挿し芽を利用して増やすことができます。10センチほどの挿し穂を用意し水で薄めた植物活力剤の中で30分はど水あげして赤玉土の小粒に挿します。

カロライナジャスミンの水やり

表土が乾いてから

水はけよく管理し、表土が乾いてから水やりをします。

カロライナジャスミンの肥料

夏以外に化成肥料を施す

夏以外、月に1回化成肥料を施します。

ハダニが発生した場合

乾燥した状態が続くとハダニが発生しやすくなります。ケルセンなどの殺ダ二剤で防除します。


前のページへ
次のページへ