花図鑑

ケイトウ

燃え上がる炎のような情熱的な花です。

ケイトウ・写真1
ケイトウ・写真2
ケイトウ・写真3

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栽培カレンダー・ケイトウ
■ニワトリのとさかのような花
■多くの品種がある
栽培上のポイント

日光に十分当てて育てる
窒素肥料を与え過ぎない


学 名

Celosia cristata

英 名

woolflower, cockscomb

難易度

初心者でも育てやすい

原 産

熱帯アジア、インド

分 類

ヒユ科/一年草

別 名

セロシア、カラアイ

草 丈

30~100cm

環 境

日あたりのよい場所

増やし方

種まき

花言葉

おしゃれな恋

名前の由来

花がニワトリの肉冠(鶏冠/とさか)に似ているのが名前の由来です。

ケイトウの特徴

ニワトリのときかのような形をした花が特徴的ですが、花の形によってトサカケイトウ、久留米ケイトウ、ウモウケイトウなどのグループに分類されています。トサカケイトウはもっともふつうに栽培されるもので、花序がときか状のもの。久留米ケイトウは花序が球状になるタイプで、花色が豊富です。ウモウケイトウ(フサゲイトウ)は花序が細かく分枝して羽毛のようなやわらかさを持った花が特徴的です。

ケイトウの種まき

間引いて育てる

直根性で移植を嫌うため、3号ポットに数粒の種子をまき、間引いて1株にします。発芽時に光を嫌うため、薄く覆土します。用土には水はけの良いものを用い、緩効性化成肥料を混ぜておきます。

ケイトウの定植

根を傷めないように注意

本葉が5~6枚になったら5号鉢に2株をめやすに植えます。根鉢をそっと抜き取り、根鉢の周囲の土を少し落とします。用土には緩効性化成肥料を混ぜておきます。定植後は日あたりのよい場所で管理します。

ケイトウの水やり

乾燥気味に管理

やや乾燥を好むため、水やりは控えめにして、鉢土の表面が完全に乾いてからたっぷりと水やりをします。

ケイトウの肥料

肥料は控えめに

追肥は控えめにします。とくに窒素分(1P型 の多い肥料を与えすぎると、葉ばかり茂って株の形が乱れます。花穂が出たらリン酸分の多い液肥などを1カ月に2回ほど与えます。

花色が鮮やかにならない場合

十分に日光にあたらないと、鮮やかな花色にはなりません。日あたりのよい場所で管理します。

ケイトウの豆知識

豊富な園芸品種

日本はケイトウの品種改良にかけては世界のトップクラスといえるほど進んでいて、日本で改良された品種が世界各国で賞を受賞しています。草丈15cmほどの小さいものから1m以上にもなる大型のものまで、目的に合わせて選ぶことができます。


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